2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5/30(月)班会報告

5/30(月)の班会報告です! ○参加人数:7人 ついに1桁になってしましました・゚・(ノД`)・゚・次回から増えることを祈っております。○内容・ブックレビュー 今回紹介されたのは 『氷菓』 『むかし僕が死んだ家』・8耐始動! 8耐とは? …8時間耐久読書、通称…

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(下)』

読み応えたっぷりで、しかも飽きさせない。好きですこの本。あらすじ 〈世界の終り〉 奇妙な街、そこにあるのは周囲を囲む高い壁、影を失った人々、長くて寒い冬、そして一角獣。街の図書館で一角獣の頭骨から夢を読む仕事をしている〈僕〉の物語。 〈ハード…

『東方妖遊記〜少年王と第一の盟約〜』

舞台は数千年前、神々と妖が人とともに生きていた、古代中国・殷の時代。そこでは、化蛇(中国の龍みたいな外見の妖)が黄河の水を氾濫させ、人々を苦しめていた。時の王は、化蛇を退治するため、炎招戈(化蛇を倒すのに必要な武器)の使い手を都で集う。妖の気…

5/26(木)班会報告

少しだけお久しぶりです、フジカワです。5/26(木)の班会報告です! ○参加人数:10人 前回と同じですね。目指せ2ケタ継続!○内容・ブックレビュー 今回紹介されたのは 『旅人』 『ハサミ男』 『供述によるとぺレイラは』・ブログ書いてね! 1年生のブックレビ…

ハーモニー

お久しぶりです。オクダです。 今回は我が敬愛する伊藤計劃さんの“最期の長編”『ハーモニー』を紹介します。 未来。人類は、風邪やインフルエンザ、癌といった病を駆逐することに成功した。大人になると人は体の中に小さな機械を入れ、自分の恒常性を保って…

『手塚治虫マンガ論』

初めまして。今年から学読班としてお仕事させていただく一年のサキコです。 さっそく本を紹介させていただきます。手塚治虫マンガ論作者: 米沢嘉博出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) …

5/16(月)班会報告

フジカワです。5/16(月)の班会報告です。○参加人数:10人 今回ちょっと少なかったですね ( ´・ω・)…○内容・初メンバー自己紹介 今年度班会初参加上級生の2人と学読班に初めて来た人に自己紹介をしてもらいました。・ブックレビュー 今回紹介されたのは 『鉄鼠…

『村田エフェンディ滞土録』

1899年、村田は文化研究のためにトルコに滞在していました。下宿している屋敷にいるのは、ドイツ、ギリシャ、トルコ人の若者と、イギリス人の女主人、甲高く叫ぶ鸚鵡。 異国の地で過ごす中で、たくさんのものが彼の周りを通り過ぎます。見知らぬ文化との出会…

5/12(木)班会報告

フジカワです。5/2(月)の班会報告です。○参加人数:13人○内容・新メンバー自己紹介 今年度班会初参加の4人に自己紹介をしてもらいました。 好きな作家を言うと、みんなで「おぉー!」など言っていました。 ・ブックレビュー 今回紹介されたのは 『虐殺器官』…

『1984年』

村上春樹の「1Q84」ではなく、ジョージ・オーウェルの書いた「1984」という作品なので間違えないように。舞台は一党独裁が進んで、社会主義化の道をたどった別の未来のイギリスである。読み始めてすぐ、共産主義ならではの情報を統制され、抑圧された生活に…

『夜のピクニック』

タイトルだけ聞くとなんだかほのぼのですが、物語の舞台は全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。主人公たちは高校3年生で、高校生活を総括する思い出を作るように最後の行事である「歩行祭」に望みます。あるものは同級生に対する複雑…

『鼓笛隊の襲来』

なんだこれは… どれもこれも現実とは並外れた奇妙な世界が広がっている。この本は短篇集なのだが、どれもこれも変である。本の題名にもなっている「鼓笛隊の襲来」。夏の間に日本を襲うのは台風であるというのが常識である。しかしこの話の中では襲来するの…

『探偵ガリレオ』

火の気のないところで、突如燃え上がる若者の頭、人の顔が映った金属板(デスマ スク)、心臓だけが腐った男の死体、幽体離脱した少年など、常識では考えられない 奇妙な難事件が次々と起こる。これに挑むのは天才科学者湯川学。人並外れた頭脳と 科学の力で…

『巷説百物語』

世は江戸の昔、まだ人と人ならざるものの境界が曖昧だった時代。その日は、明け方から雲行きが怪しかった。程無くして降り出した雨に追われた者たちは、集う山小屋で夜明かしの百物語を始めた。その場に居合わせた青年、百介はその場に漂う異様な雰囲気を感…

班会報告

フジカワです。5/2(月)の班会報告です。 ○参加人数:14人○内容 ・自己紹介 木曜日とは少しメンバーが変わったので、今回も自己紹介してもらいました。 ・ブックレビュー 今回紹介されたのは 『サクリファイス』 『失はれる物語』 『ドミノ』 『手塚治虫マン…

『天使と悪魔』

スイスのとある研究所から、危険な「反物質」が盗まれ、その開発者が殺害された。 死体には奇妙な焼印が押されていたため、ハーヴァード大の図像学者ロバート・ラン グドンに連絡が入る。ラングドンはこの焼印を16世紀に創設された科学者たちの秘密 結社「イ…