『天使と悪魔』
スイスのとある研究所から、危険な「反物質」が盗まれ、その開発者が殺害された。
死体には奇妙な焼印が押されていたため、ハーヴァード大の図像学者ロバート・ラン
グドンに連絡が入る。ラングドンはこの焼印を16世紀に創設された科学者たちの秘密
結社「イルミナティ」のものであると知り驚愕する。
その頃、ヴァチカンでは新教皇の選定会が行われようとしていたが、有力候補者で
ある4人の枢機卿(司祭)が誘拐された。そこへイルミナティを名乗る人物から、1時
間ごとに枢機卿を殺す、と電話があった。
殺人現場と反物質のありかを特定する鍵が17世紀の詩の中にあることに気付いたラ
ングドンは知力・体力を駆使して犯人との勝負に挑む。ラングドンの尽力の結果明ら
かとなったイルミナティの真の目的、そして意外な首謀者とは。
宗教と科学の対立を描いた長編ミステリー。キリスト教やガリレオ・ガリレイに興
味がある方は、ぜひ読んでみてください。
(紹介者:イシカワ)
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2009年に映画化もされましたね。
ラングドン教授カッコいいです!