新書たくさんBY澤田

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誰か読者おるんか…?

試験対策で読んだ新書の感想を何本か載せます。


★×5
景気と経済対策

景気と経済政策 (岩波新書)

景気と経済政策 (岩波新書)

若干内容は古いが、経済政策の教養書として最適。荒れ狂う景気に対して政府はどのようにして対処するべきか、どのように対処すればよかったかについて詳細な分析が加えられている。これを読むと、新聞の経済・政治欄がより一層楽しめるようになります。

★×0
世間のウソ

世間のウソ (新潮新書)

世間のウソ (新潮新書)

最悪。買って損した。世間の嘘なるものが羅列してあるが、筆者の主観的に「嘘っぽい」ものを延々と書き連ねているだけであり、それが本当に客観的にウソと言えるかについての証明がまったくなく、また嘘であるとして、どうすればよいか(まさか嘘蔓延社会万歳ということがいいたいのではあるまい)についての言及が全くない。これでは「僕は世の中は矛盾だらけだと思います。なぜなら、矛盾があるからです」という小学生の感想文にすら及ばない無価値な論を延々と展開しているだけではないか。ウソの定義づけも章ごとに曖昧であり…いや、これ以上酷評を乗せるのはやめよう。


★×4
国家の品格を撃つ

「国家の品格」を撃つ

「国家の品格」を撃つ

国家の品格を読んだ人はこれも読むこと。随筆つらつらとしてはこちらのほうが読み応えがあると思う。