すごい久しぶりです。

スターウォーズを読んだのですが、原作と映画は全然違いますね。まあ、あらゆるメディアミックス作品に言えることですが、1)映画になるとどうしても伝えられる情報の総量が減る→物語が薄くなる、2)映画になるとどうしても見た目を重視する→心理とか知識とか、そっちで勝負する作品はつまらなくなってしまう、ということで、小説の方が、映画よりはまあ見れたもんです。

映画だと善と悪のチャンバラ対決にすぎませんが、小説だと、一応登場人物の内心や葛藤らしきものが描写されているので、ストーリーとしても完成度が高くなっています。映画では心理描写がほとんどセリフで代用されているので説明が足りず、みんな突然吹っ切れて謎の行動するようにみえます。


とはいえ所詮大味なアメリカの作品。映画としての偉大さ(特にEP4)は認めますが、それ以降は特に見るべきものはないです。よって星2つ。

スター・ウォーズ―新たなる希望 (竹書房文庫)

スター・ウォーズ―新たなる希望 (竹書房文庫)