いま、会いにゆきますby神谷

いま、会いにゆきます (小学館文庫)

いま、会いにゆきます (小学館文庫)

第二ラウンド、いってみよ〜!!

内容は、死んだはずの妻が雨の季節に突然現れ、この季節が終われば消えていくと知りながらも、かけがえのない大切な時間を過ごしていくという話です。

悲しい結末に向かうことが分かっていながらも、物語は幸せに満ち溢れていて何だか心温まる物語って感じです。それだけに、最後の別れの場面は涙なしには語れません。ある恋愛物語を読んだ某女優が「泣きながら一気に読みました…」みたいな事を言ってたのを思い出しました。そう言えば、当時は恋愛小説ブームでしたっけ?映画化もしているかなり有名な作品ですので、読んだこともある人が多いと思いますが、この機会にもう一度読んでみては如何?死者が蘇る(厳密には違いますけど)という設定を除けば、大変シンプルに「好き」ということを表現した作品です。