反社会学講座by神谷

反社会学講座 (ちくま文庫)

反社会学講座 (ちくま文庫)

どうも。久々に小説以外の本を紹介してみます。

内容はないよぉ。






…失礼しました。続けます。

内容は、現在日本で問題になっている少子化やフリーターの増加(2004年当時)について、反社会学の立場から斬新な意見を、ユーモアを交えつつ(というか真面目な方が珍しい)述べたものです。

正直、どこが反社会学なのかさっぱり分かりませんでした。と言うか、社会学について私は何も知らないのですけど…ですが、そんな私でも十分に楽しめました。特に気に入ったのは、「人間いいかげん史観」でしたね。この視点から見ると、勤勉とされる日本人もじつはいいかげんな民族だったということになりますから驚きです。読んでいて何だか肩の力が抜けますよ。