虐殺器官

いきなり友達の本棚に入れるには重い本ですが…
紹介者オクダです。

手にとって、1ページ目を読んでみて。いきなりの凄惨な場面に、あなたは怖気だつだろうか、引き込まれるだろうか。近未来の超管理社会、何を以て死とするのかという問い。ことばの力と『虐殺器官』。「愛するために虐殺する」――。若くしてこの世を去った作者の珠玉の言葉で描かれる歪んだ世界。ぜひ2ページ、3ページと読みすすめてほしい。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)